考え方

コラム

技術者ほど陥りやすい? 専門用語で自分を守っていた頃

製品開発、製品設計、製造プロセス設計、調達、加工、組立、検査、品質管理、物流。20代後半の私は、一通りの関係者と深く関わる機会を得て、生産活動全体の流れが少しずつ見え始めていた。そんな頃、先輩社員からある指摘を受けた。「お前の話は難しい。伝...
考え方

インターンシップ生を迎えて。私が学生に「生産技術とは何か」を伝えたい理由

今期から準備を進めていたインターンシップ課題を使い、初めてインターンシップ生を受け入れた。今回参加してくれたのは、院生1名、学部生2名の計3名。初日は会社説明から始まったのだが、この時間になると毎回同じことを思う。「何度説明しても、自分の会...
コラム

現場を知ること

最近、人材不足の影響もあってか、新卒者がそのまま生産技術部門へ配属されるケースが増えているように感じる。もちろん、新卒者の能力を否定するつもりはない。実際、論理的思考力や学習能力、柔軟な発想といった面では、若手ならではの強みも多い。しかし、...
工程設計

「一度、バカになる」

設備検討をするとき、私が意識していることがある。それは、一度「バカになる」ことだ。もちろん本当に何も考えなくなるわけではない。これまで積み上げてきた知識や経験、常識をいったん脇に置いて、まるで何も知らない人間になったつもりで考えてみるのであ...
設備保全・トラブル対応

専門性が高い人ほど灯台下暗しになる

今では工場内に立派な保全部隊があり、設備トラブルの一次対応も多くを担ってくれている。しかし以前は、生産技術が保全業務を兼ねていた。工場内には数多くのラインや設備が稼働しているため、内容の大小こそあれ、一日に何度も直通電話(当時はPHS)が鳴...
現場改善

なぜ止まらないのか? ライン観察で見えてくる本当の異常

生産ラインの改善を進めるためには、まず現場をよく観察し、課題を抽出することが重要である。その際、多くの人は設備停止や工程内の滞留、不良発生といった「目に見える問題」を探そうとする。実際、それらは改善活動における重要な着眼点だ。しかし、生産技...
自動化

自働化するなら徹底的にやる

自働化を進める上で、私が重要だと思っていることが一つある。それは、「自働化するなら徹底的にやる」ということだ。こう言うと、「じゃあ全自動化を目指すということですね」と解釈されることがある。もちろん、予算があり、投資対効果も見込めるのであれば...
教育

インターンシップ資料づくりで感じること

現在、インターンシップ向けの資料作成を進めている。「工数はあまり掛けないように」と言われていたものの、気付けば丸3日ほど費やしてしまった。資料の内容としては、生産技術とは何か自働化とは何か自働化を進めるためにはどのようなプロセスがあるのかと...
工程設計

正解を探すより、「使いたい設備」を考える

自働化設備の構想を部下に任せていたのだが、なかなか前に進まない。話を聞いてみると、「どういう構成にすればよいのか分からない」という。彼は中途採用で入社してきた人間で、前職では某大手メーカー向けの自働化設備を構想から立上げまで担当してきた経験...
教育

インターンシップの課題づくりで気付かされたこと ~「設備を動かす体験」から「自働化を考える体験」へ~

毎年、私の会社では大学院生向けのインターンシップを実施している。今年は例年の約1.9倍もの応募があり、私の所属する自働化推進チームでも8名の学生を受け入れることになった。昨年までは、生産技術部で技術開発用に使用している三菱電機PLCとFAN...